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東洋医学ホントのチカラ~最新科学で迫る鍼灸の秘密~Part1

上田式美容鍼灸Ⓡ、衣笠仲通鍼灸接骨院院長の加藤宏です。

 

昨年秋の「東洋医学ホントのチカラ~科学で迫る鍼灸・漢方薬・ヨガ~」がNHKで放送されてから「あさイチ」「ガッテン!」と鍼灸が取り上げられ注目が高まっています。

 

そして今回、昨年の放送を再編集し、鍼灸だけを詳しく取り上げて頂き、

「東洋医学ホントのチカラ~最新科学で迫る鍼灸の秘密~」

が今週と来週の二回に渡って放送されます。

昨日(3月18日)にPart1が放送されましたのでご紹介させていただきます。

 

「百会(ひゃくえ)」というツボの効果

まず番組では腰痛に悩む“腰痛芸人”(これは他局の「アメトーーク!」で取り上げられたテーマですね(笑))の土田晃之さんが鍼の施術を体験されました。

 

「鍼灸」と言えば?と聞かれると「肩こり」「腰痛」をイメージされる方は多いかと思いますが、実際に良い効果が有ります。

さらに言えば、こっている所、痛い所に鍼や灸をする、と思われがちですが…

 

まず最初に先生が鍼をしたのは何と頭。

「百会(ひゃくえ)」というツボを使います。

 

身体の中心の線と、耳の真ん中を結んだ線が交わる頭のてっぺんの辺りにあるツボです。

ツボには色々な働きが有り、百会でいえば「脳脊髄疾患」「頭痛」といった頭に関係するものから、「痔」「子宮脱」といった頭からはかなり遠い所の疾患にも使われます。

今回の目的は体をリラックスさせる事です。

 

番組ではネズミを使った実験が紹介されました。

一匹だけ孤立した状態で一週間過ごしたネズミを用意します。

このネズミはストレスで興奮状態、別のネズミと一緒のところに入れると襲い掛かってしまいます。

 

そのネズミの頭の百会の所に鍼をします。

そうするとネズミはおとなしくなりました。

 

ストレスを感じると脳の視床下部という所から「オレキシン」というホルモンが分泌されます。

オレキシンの量が多いとストレスで身体が緊張状態、興奮状態になっています。

 

百会に鍼をすると視床下部に働きかけてオレキシンの分泌を抑える事が実験で分かっています。

ですので、身体がリラックスするのです。

 

「ネズミで?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は人間も動物も同じようにツボや経絡が存在しています。

頭と胴体、四本の脚(腕)はだいたい同じですし、経絡も同じように通っています。

 

百会は体の全体的な気の流れを整えるのによく使われます。

「気の流れを整える」という事の効果が現代的に言えば「リラックスする」という事になるのでしょう。

 

腰痛には腰自体に問題があるだけでなく、心理的な物なども関係します。

ストレスも原因の一つですので、リラックスする事は非常に大切な事です。

 

鍼でコリが取れる?

まず仰向けの状態で百会の鍼に始まり、脚のツボに鍼をする…という感じで進みます。

そしてその後うつぶせになって、肩や背中、腰にも鍼をしていきます。

背骨は身体の真ん中にありますが、その辺りを触れて頂くとグリグリとした出っ張りを感じるかと思います。

それは背骨の「棘突起」という部分になります。

先生は皮膚から棘突起に触れる部分に印を付けていきました。

 

本来はまっすぐ並んでいる物がだいぶゆがんでいる事がわかります。

 

これは姿勢不良などで筋肉の緊張が強く、引っ張ってバランスが崩れている状態です。

 

その後、鍼をすると土田さん曰くズーンと響く感じがあり、施術後には筋肉が柔らかくなって動きも軽くなった事を実感されていました。

 

背骨もまっすぐに近い状態になっています。

 

これは筋肉の緊張がとれた事による効果ですが、なぜゆるむのでしょうか?

鍼の太さには種類によって違いがありますが、よく使われるものはおよそ0.2㎜くらいです。

髪の毛程度の太さなので出血する事も少なく、注射のように傷跡がしばらく残るなんていう事もありません。

ですが、皮膚を破って体に入る物ですので非常に小さいですが若干の傷は出来ます。

 

傷が出来て体に異物が入ると異物と闘う為に、そして傷を治すために血液が必要になります。

その為、血管を広げて血液循環を良くする反応が起こります。

 

筋肉が固くなる原因の一つに「血行不良」が挙げられます。

鍼で血流がよくなると筋肉の緊張も取れるのです。

 

 

「西洋医学」と「東洋医学」

最後に紹介されたのは西洋医学と東洋医学の融合というテーマでした。

西洋と東洋、同じ医学であり同じ人間の体に関する物なので全く別物という事でもありません。

 

昨年の放送でも取り上げられましたが、西洋医学の「トリガーポイント」という考え方があります。

首や肩がつらいという方の二の腕の辺りに押すと痛い所がある場合があります。

そこを押すと頭や肩、指先などに痛みが走る事があります。

そして、そこを鍼で刺激すると首や肩のつらい症状が軽減します。

 

このトリガーポイントはツボ(経穴)と、トリガーポイントから痛みが出る範囲が経絡と似ているのです。

 

西洋医学において重要なのが「エビデンス」いう物です。

エビデンスとは「証拠」とか「根拠」という意味で、医療では治療の結果としてこのような事が起こるのは何故なのか?という部分を実験や調査によって明らかにした物です。

 

東洋医学は長い歴史の中で使ったツボ、漢方薬などによって起こった効果を積み重ねていった経験から出来た物です。

こうやったからこうなった、でも何故そうなったのかは…?

という物が、現代では科学的に見てもその効果がエビデンスの有る物になってきています。

 

番組の最後に紹介されたのが私もお世話になっております東京大学医学部付属病院の粕谷大智先生です。

今回の患者様は「脊柱管狭窄症」と言って、背骨の神経が通る穴が狭くなった状態で血流が悪くなり、痛みやしびれに悩まされる疾患の方です。

この方は歩けないくらい重症だったものが手術を二回受けて何とか歩けるようにはなった物の、残ってしまった左足のシビレに悩まされていました。

 

粕谷先生が鍼をすると右足に比べて冷たい感じだった足が温かくなり、シビレも軽くなったとの事です。

 

この施術の効果は脚のツボを鍼で刺激することによって背骨から神経が出る部分の血流を改善し、神経への血流が良くなる事で症状が改善したものです。

これも実験によって明らかにされている鍼の効果の一つです。

 

まとめ

残念ながらまだまだ鍼を受けた事があるという方は少なく、鍼や灸は知っているけどなんか怪しい…みたいに思われがちな物。

これからももっと科学的に解明され、もっとテレビなどで取り上げられて鍼灸が皆様の健康にとって身近な物になるように、明るいイメージを持たれるようになってくれると良いですね。

 

さて、来週、(2019年3月25日午後10時45分~11時10分)の放送では美容鍼が紹介されます!

皆様もぜひご覧になってくださいね!

 

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