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東洋医学ホントのチカラ~最新科学で迫る鍼灸の秘密~Part2

 

上田式美容鍼灸®、衣笠仲通鍼灸接骨院院長の加藤宏です。

 

昨日はお待ちかねの、

「東洋医学ホントのチカラ~最新科学で迫る鍼灸の秘密~Part2」

が放送されました!

 

今回はPart2の内容についてご紹介させていただきます。

 

「顔は心と体を映し出す鏡」

今回は女性のお悩みに対する鍼灸と言う事で、最初に取り上げられたのは「美容鍼」。

 

最近、よく美容鍼灸がテレビや雑誌などで取り上げられますが、残念ながら良くあるのが、顔に大量に刺さった鍼の絵的なインパクトがすごい…みたいな感じの物。

 

しかしながら、お肌は心と身体の状態が現れる所。

睡眠不足や便秘によって「肌荒れ」や「ニキビ」が起こったり、冷えで血行が悪いと「くすみ」の原因になったり、肩こりがひどいと「むくみ」や「たるみ」が出来てしまったり…

 

つまり、本来の美容鍼というのは、身体の状態を良くしてこそお顔の効果が期待できる物です。

番組内では

「心身の健康が第一」

と紹介されました。

上田式美容鍼灸®の理念、

「顔は心と体を映し出す鏡」

は何度かこちらのブログでもご紹介させていただいていますが、同じことを言っていますね。

 

テレビなどでこの部分がきちんと紹介されるのはありがたい事です。

 

顔に鍼をする事で血流が良くなり、コラーゲンの分泌が高まるなどの効果があります。

また、硬くなったお顔の筋肉の緊張を緩める事で本来の筋肉の力を発揮させるのも大切な効果の一つ。

 

実際に、お顔に鍼をした後は血流が良くなっています。

しかし…

その後、身体にも鍼をする事によって、さらにお顔の血流が良くなっています!

当院でお顔だけでなく身体にも鍼をするのはその為です。

身体を良くしなければ本当の美しさは手に入りません!

 

当院に限らず、「上田式美容鍼灸®」の名前を掲げている鍼灸院ではお顔だけの鍼ではなく必ず身体の状態を整える鍼をします。

 

「美容の悩みで鍼を受けに来たのに、体調も良くなった!」

「冷えや肩こりが楽になった!」

 

などの感想をいただくことがありますが、むしろ身体の問題に対処する事こそが美容鍼の真髄と言えます。

 

「鍼」なのに「刺さない」?

続いてのお悩みは「頻尿」。

「過活動膀胱」と言われる状態です。

本来、膀胱が尿で満たされると自律神経が反応し、脳を刺激して「尿意」を感じてトイレに行きたくなります。

 

ところが、自律神経のバランスが乱れた状態では神経が勝手に興奮してしまい、膀胱が一杯でないのに尿意を感じてしまい、その結果何度もトイレに行きたくなってしまうものです。

 

このお悩みに効果的なのがこちらのローラー。

このローラーで「会陰(えいん)」というツボをやさしく刺激することで自律神経の興奮が収まります。

会陰とはツボの名前でもありますが、解剖学的にも生殖器と肛門の間を指す名前です。

 

一日一回、会陰に10往復このローラーをかけることで自律神経の興奮が収まり、頻尿が改善します。

指で優しくさすっても同じ効果があるそうですよ。

強く刺激すると逆に自律神経が興奮してしまい、逆効果になるのでご注意を!

 

さて、このローラー、「刺さない鍼」と紹介されていますが…。

日本では鍼と言えばやはり「刺す」というイメージが強いですね。

その為、注射と同じようにとらえられてしまい、どうしても「怖い」「痛そう」というイメージが持たれがち。

 

でも、鍼=「刺す」では無いんですよ。

日本で主に使われている鍼は「豪鍼(ごうしん)」と呼ばれるもので、鍼の一種です。

「古代九鍼(こだいきゅうしん)」と言って、鍼には九種類あります。

 

そして、大きく分けると

.皮膚を破る鍼

.皮膚に刺入する鍼

.刺入しない鍼

の三種類があります。

 

皮膚を破る鍼というのはメスのようなもの。

例えばメスで皮膚を切開して膿を出すような治療に使われていたようです。

 

刺入する鍼には豪鍼が含まれます。

皆さんがイメージする「刺す鍼」です。

 

刺入しない鍼がこのローラーなどの鍼。

さすったりこすったりすることで刺激します。

子供の皮膚をこする事で行う「小児鍼」と言われるものもここに含まれます。

 

つまり、必ずしも「鍼=刺す物」ではありません。

意外でしたか?

 

「耳ツボ」って何?

続いて紹介されたのが米軍で使われている鍼。

 

鍼灸というと中国から日本に伝わって…というアジア圏内の物のイメージが強いかもしれませんが、実は欧米を始め世界各国で使われています。

 

もちろん、アメリカでも行われています。

 

今回、米軍で治療に使われている鍼が紹介されましたが、ここで使われていたのが「耳ツボ」。

耳ツボというと日本では「ダイエット」のイメージが強いですが…。

実は、ダイエットに限らず、様々な治療に使われるものです。

今回は10年来の腰痛に悩む方が改善する様子が紹介されました。

 

いわゆる「耳ツボダイエット」は食欲を抑えるツボや、食事制限をした時のイライラを解消するためのツボを刺激するもの。

食事の制限や適度な運動は欠かせませんよ。

 

運動もしたくないし、食べたい物は好きなだけ食べたい…

でも、鍼で何とかなりませんか?

という質問をされた時には

「無理!」

と私はお答えします。

 

アフリカを救うお灸

最後はお灸です。

日本ではかつて死亡原因の第一位だった「結核」。

今でも安全というわけではありませんが、医学の発達と共に以前ほど危険な疾患ではなくなってきています。

そんな結核の治療にお灸が役立っているのがアフリカのウガンダ。

そこで使われているのが「三里(足三里)」というツボです。

かつて松尾芭蕉が「奥の細道」の中で

「三里に灸すゆるより」

と記したツボです。

 

芭蕉が体のメンテナンスに使用して無事歩き終えたように、今でもお灸でのセルフケアに良く使われるツボでもあります。

 

かなり万能なので皆様にもお勧めしたいツボの一つです。

 

日本発信の鍼灸

アメリカやアフリカに限らず、実は鍼灸は世界で使われている医療です。

 

そして当院で行われている美容鍼灸も、実は元をたどればアメリカやイギリスで行われていた物。

それをもっとさかのぼると日本で生まれた鍼にたどり着きます。

 

「鍼管(しんかん)」と呼ばれる管の中に入った鍼をトントンと指で叩いて体にいれるやり方は日本人の鍼灸師が開発したものです。

このやり方は欧米でも使われています。

 

中国からだけでなく、日本からも鍼灸が世界へ発信されています。

 

そんな素晴らしい鍼灸は残念ながら日本でもまだまだ受けた事が無い方が多いのが現状です。

最近、NHKで続けて鍼灸が取り上げられたのはとてもうれしい事です。

もっと皆様に興味を持って頂ければと思います。

 

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