春の肌トラブルの原因、「ゆらぎ肌」から抜け出す!
上田式美容鍼灸Ⓡ、衣笠仲通鍼灸接骨院院長の加藤宏です。
季節には色々な考え方が有りますが、一般的に「春」と言えば3月頃からのイメージでしょうか。
しかしながら「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、実際お彼岸まではまだまだ肌寒い日が有ったりします。
こうした季節の変わり目の時期には体調を崩しやすかったり、お肌にもトラブルが起こりやすかったりという事が起こります。
年度替わりという事で新しい出会いやイベントなども多い時期、お肌のトラブルに悩まされてしまってはちょっとガッカリ…
こんな時期に気になるお肌は「ゆらぎ肌」かもしれません!
「ゆらぎ肌」って何?
「ゆらぎ肌」という言葉を聞いたことがありますか?
ゆらぎ肌とは、様々な要因によってお肌が乾燥してカサついたり、かゆみや肌荒れなどのトラブルが起こりやすい状態のお肌の事を言います。
いつもと同じようにきちんとスキンケアをしているのに、何故かお肌が荒れている…
というような時には、あなたのお肌はゆらぎ肌になっているかもしれません。
ゆらぎ肌になると
◎かゆみ
◎くすみ
◎べた付き
◎かさつき
◎赤み
◎ニキビ
◎化粧のノリが悪い
等の症状が現れます。
「敏感肌」とは違う物?
症状はいわゆる「敏感肌」と共通する物が多く見られますが、何が違うのでしょうか?
これは一時的に起こる物なのか、慢性的なトラブルの状態なのか、という違いがあります。
「敏感肌」とは、環境や季節などの特定の原因に関係なく、いつでも肌トラブルを起こしやすい状態で、元々お肌が弱い状態の物を言います。
一方、「ゆらぎ肌」では何らかの原因によって一時的にお肌が不安定になり、トラブルが起きやすくなっている物を言います。
どうして春に「ゆらぎ肌」になってしまうの?
ゆらぎ肌は季節の変わり目になりやすく、特に春には多く見られます。
そもそも、ゆらぎ肌になってしまう原因とは?
そして、なぜ春になりやすいのでしょうか?
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1.気温差
季節の変わり目には暖かい日が続いたかと思うと急に寒い日があったりします。
朝と晩での気温差が大きい日も多いです。
このような温度差は体への負担が大きく、お肌にも現れやすくなります。
2.環境の変化
年度が替わる春は環境が大きくかわる事が多い時期です。
卒業や入学、就職などで全く新しい環境に変ったり、学生ではクラス替え、社会人では人事異動など、同じ所にいてもちょっとした変化があったりします。
新しい環境は良くも悪くもストレスになり、それが大きいと特にお肌にも現れてしまいます。
3.花粉などによる汚れ
暖かくなると汗をかく量が増え、お肌は少し湿った状態になります。
気温の上昇と共に皮脂の分泌量も増えるので、お肌がべた付きやすくなります。
このような状態のお肌は汚れやすく、特に春一番を代表として強い風が吹く時期でもあり、気になる花粉の量も増える時期でもあります。
べた付いたお肌に風で舞うホコリや花粉などが付着しやすく、お肌が荒れる原因になります。
4.紫外線
ここで再三お話しているように、紫外線は季節を問わず地上にまで届いており、日焼け止めは一年中必須のアイテムです。
それでもやはり紫外線量の多い時期にはさらに気を付けなければなりません。
特に量が多いのは夏ですが、3月頃から徐々に増え始めていきます。
紫外線量が多い時期には当然日焼けを始めとする肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
5.乾燥肌
「汗と皮脂が増える」
というお話をしたばかりですが、冬の間に乾燥でダメージを受けたお肌はこの時期まだ十分に回復できていません。
さらに、季節の変わり目はターンオーバーが乱れやすく、バリア機能が低下しやすいので水分を保持できずに乾燥肌が起こりやすくなります。
6.自律神経とホルモンバランス
気温差や環境の変化などのストレスは自律神経のバランスが崩れ、ホルモンバランスにも影響します。
そのような体の状態はお肌のトラブルとして現れます。
「顔は心と体を映し出す鏡」です。
「ゆらぎ肌」に負けず春を乗り切る!
ゆらぎ肌を作る原因は、内側から、または外側からのストレスです。
ゆらぎ肌に負けない状態を作るには「肌体力」を付ける事が大切です!
肌体力とは、以下の5つの要素で決まります。
1.ターンオーバー
お肌の三層構造の一番外側である「表皮」は常に入れ替わり続けています。
この入れ替わりが「ターンオーバー」です。
よくCMなどで目にする「28日」という数字は20代の健康な女性での日数です。
新陳代謝の低下や加齢、その他の要因によってこの期間は伸びてしまい、ターンオーバーが乱れると古い角質細胞が残りやすくなってゴワゴワしたお肌になったり、「くすみ」や「しわ」になりやすくなったりといったトラブルにつながります。
2.バリア機能
表皮はさらに4つの層に分けられますが、一番外側にある「角質層」はバリア機能に重要な役割を持ちます。
角質層の「天然保湿因子(NMF)」、「細胞間脂質」、「皮脂膜」の3つの要因がしっかりしていれば水分を保持出来て潤いのあるお肌になります。
3.基底層の再生力
表皮の一番深い層は「基底層」と言いますが、ターンオーバーはここから始まります。
基底層で細胞分裂が起こり、分裂を繰り返しながら成長した細胞は外へと押し出されていき、最終的に角質層になって垢になって剥がれ落ちていきます。
再生力が弱いと細胞分裂が起こりにくく、ターンオーバーが長くなります。
4.ハリと弾力
三層構造の真ん中、「真皮層」は「コラーゲン層」とも呼ばれ、コラーゲン線維が豊富に存在するところです。
コラーゲン線維が網目の構造を作ってお肌のハリと弾力を保っています。
ところが、加齢や新陳代謝の低下、紫外線による破壊などの原因でコラーゲンが不足してしまうと網目の構造が弱くなり、ハリと弾力が低下してしまいます。
5.血流
血液の流れは生きていくために必要な栄養素や酸素などを運ぶ重要な役割を持ちます。
血流が悪くなると必要な物が不足したり、老廃物を排出する事が出来なくなったりといった事が起こり、お肌に限らず様々な体のトラブルの原因になります。
特にお肌では血流が悪くなると肌荒れなどのトラブルだけでなく、血色が悪くなりくすんで見えるといった事も起こります。
美容鍼灸でゆらぎ肌から抜け出す!
これら5つの要素がしっかりとしていれば肌体力が有る状態であり、健康なお肌の状態を保つことが出来ます。
では、美容鍼灸で肌体力が有る状態を作るには…?
繰り返しますが「顔は心と体を映し出す鏡」です。
お顔に鍼をする事でコラーゲンの分泌を促進したり、血流を良くしたりといった効果が期待でき、お顔もスッキリ明るくなるかもしれません。
しかしながら、ゆらぎ肌の原因を見てもわかるように体にも原因があります。
つまり、美容鍼灸と言ってもお顔にだけ鍼をすれば良いという簡単な物ではありません。
身体を全体的に整える事こそ、美しいお肌を作る為に重要な事です。
「肌体力」の為には、文字通り「体力」も必要と言えます。
上記のゆらぎ肌の原因以外にも、女性では生理周期に伴うホルモンバランスの影響もあり、生理前や生理中に肌荒れなどのトラブルが起こりやすくなります。
大切なのは生活習慣の見直しなどによってお身体の状態を良くしてあげる事。
上田式美容鍼灸Ⓡではバランスの崩れた岡田らの状態も整え、内側からも美しいお肌を作っていきます。
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