年末年始、あなたの肌体力は落ちている!?
上田式美容鍼灸Ⓡ、衣笠仲通鍼灸接骨院院長の加藤宏です。
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。
皆さんは年末年始、どのように過ごされましたか?
年末はお仕事が忙しくなって時間が不規則な生活になったり、忘年会などで食べ過ぎ飲み過ぎてしまったり、お正月休みには普段と全然違う生活リズムになってしまったり…
等々、お身体のバランスが非常に崩れやすい時期だと言えます。
そのせいで、お正月明けのお肌は疲れています!
年間最大の乾燥肌の季節
顔は心と体を映し出す鏡、お身体のバランスが崩れるとお肌の状態にも影響します。
特に気温・湿度共に下がる11月から1月にかけては皮脂の分泌量は年間で最低になるのでバリア機能の一つ皮脂膜が不足するばかりでなく、外では乾燥した空気が、そして室内では暖房によってさらに乾燥した空気によってお肌の乾燥も非常に進みます。
それだけでなく、生活リズムの崩れは自律神経の乱れを引き起こし、お肌のターンオーバーが乱れればさらにバリア機能は低下し、ますますお肌が乾燥してしまいます。
年末年始に起こりやすい肌トラブルとは?
肌荒れ
乱れがちな食生活によって胃腸は非常に疲れています。
疲れた胃腸では消化不良を起こし、腸内環境が悪化して肌荒れが起こりやすくなります。
腸内環境が悪化すると悪玉菌が増加し、有害物質を発生します。
これが体内を循環し、最終的には肌から排出される事で肌荒れの原因になります。
以前ご紹介したように、お肌と腸との間には深い関係があります。
詳しくはこちら↓
ニキビ
胃腸の疲れは肌荒れだけでなく、ニキビの原因にもなります。
さらにこの時期、食生活が偏りビタミンが不足してしまうとさらに出来やすくなると言われます。
そして、内側からだけでなく外側からもニキビの原因が…
それは、やはり「乾燥」によるもの。
脂が多くなる「脂性肌」の方がニキビが多そうですが、実は「乾燥肌」もニキビの原因になります。
乾燥が進んだお肌をなんとかしようと体は一生懸命「皮脂」を分泌します。
ターンオーバーが乱れて角質が多く硬いお肌で皮脂が多くなるとつまりやすくなり、ニキビの原因になるのです。
浮腫(むくみ)
おせち料理には塩分が多く含まれています(元々、保存を前提とした物ですからね…)。
塩分を多く摂取すると体内の水分量が増加します。
気温の低下による体の冷えや、あまり動かない生活をしていると運動不足にもなるので循環が悪くなり、さらにむくみやすくなります。
この時期、良い食事とは?
時期を問わず、バランスの良い食事が望ましいのは言うまでも有りませんが、むくみが気になるこの時期必要なのは「カリウム」。
カリウムには塩分を排出する働きがあるので、むくみが気になる方にはおススメです。
「ほうれん草」「春菊」などの旬の野菜や、日頃手軽に食べられる「リンゴ」や「バナナ」などに多く含まれています。
食生活はお肌にとっても重要な物です。
食べ過ぎ飲み過ぎになりやすい年末年始明けのこの時期は消化の良い物で疲れた胃腸を休ませてあげましょう。
ニキビに対しても食事は大切です。
特に大人のニキビは外からのケアも必要ですが、中からの要因が非常に大きいので内側からのケアが非常に大切です。
ニキビが出来やすい時は脂質や糖質を控えめに、刺激物は極力避けましょう。
気温が低い時期は体温を上げる為に糖質や脂質を欲しがるようになっています。
冬に甘い物を欲しくなるのは実は人間としての本能!
とは言っても…食べ過ぎてしまわないよう、程々にしましょう。
基本に忠実なお肌ケアを!
乾燥がひどく、体も乱れがちなこの時期だからこそ、普段行っているお肌のケアを見直してみましょう。
寝る前にメイクをきちんと落とす、洗顔後に化粧水とクリームで保湿をする、といった事は季節を問わずに必要です。
特別な事をするよりも普段するべきケアをきちんとして落ちた肌体力を上げることが大切です。
睡眠
睡眠不足がお肌に出てしまう事を経験された方は多いかと思います。
不規則な生活で睡眠の時間や質も乱れがち。
普段通りの生活リズムを取り戻してしっかり睡眠時間を確保しましょう。
そして大切なのは「量」だけでなく睡眠の「質」。
体が冷えていると寝つきが悪くなり、睡眠の質が下がります。
寝る前にストレッチなどで軽く体を動かしたり、入浴などで体温を上げると質が高まります。
しかし、体温が高いままでは実は質が下がってしまいます。
深い眠りにつくには体温が下がらなければなりません。
元々冷えていると寝付けないのは体温が下がりにくいからです。
暖房器具などで朝までずっと足元ポッカポカ…みたいな状況は逆に質を下げるのでお気をつけて。
入浴
冬だけはシャワーのみで済まさずちゃんと湯船につかる…という方も多いと思いますが、温まる事で副交感神経が優位になり、血流も改善します。
循環が良くなって汗をかくと老廃物が排出され、浮腫みの改善にもつながります。
足のむくみには入浴しながら足首を回したりふくらはぎをマッサージする事でさらに効果が高まります。
ですが…お湯の温度が高すぎると交感神経が優位になり逆効果。
さらに熱いお湯は皮脂が溶けやすく、皮脂膜が不足して乾燥肌の原因になります。
洗顔でも入浴でも温度は大切。
朝は熱いお湯で交感神経を高める事も必要ですが、長くつかるのはお肌にはNGです。
シャワーの水圧は皮脂を流してしまうので、シャワーで直接洗顔するのは避けましょう。
湯船につからずシャワーばかりの方は背中の肌が乾燥して荒れやすくなります。
そして、洗顔、入浴後にはすぐに保湿です。
そのままにしておくと水分が蒸発しやすく乾燥肌の原因になります。
まとめ
お正月明け、お肌の状態はいかがですか?
お肌や体が乱れてしまった方はまずは通常の生活リズムに戻すことが大切です。
そして日頃するべきお肌ケアを見直してくださいね。
まだ寒くて乾燥した日が続きますので、しっかりお手入れを!
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