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体質だから…とあきらめていませんか?「花粉症の原因」とは?

上田式美容鍼灸Ⓡ 衣笠仲通鍼灸接骨院の加藤です。

 

日本国民の3人に1人とか4人に1人とか言われる「花粉症」。

東京都内では2人に1人がかかっているとも言われています。

日本人の国民病ともいえる花粉症。

前回、お肌の症状と絡めてお話しましたが↓

鼻や目が元気でも危険!「お肌の花粉症」とは?

 

今回は「花粉症」そのものに絞ってお話させていただきます。

 

花粉症とは?

 

花粉症とは、花粉が原因となって起こるアレルギーの一種です。

 

アレルギーが起こるのはなぜかというと、

アレルギー原因物質(アレルゲン)が体内に入る事で、

アレルゲンを体外へ排出する為に免疫反応が過剰に起こってしまうからです。

 

アレルゲンにはいくつかの種類があります

 

吸引性抗原…花粉やホコリ、動物の毛など

食餌性抗原…牛乳や卵、エビや魚など

接触性抗原…薬物や化粧品など

感染性抗原…細菌、ウイルスなど

 

などが有ります。

 

花粉症では、花粉に含まれるたんぱく質(抗原)が体内に入ると、

目の粘膜や鼻、喉、器官などで抗体が作られます。

抗体は肥満細胞と結びついて、肥満細胞からヒスタミンが放出されます。

このヒスタミンが炎症やかゆみを起こして症状が出るようになります。

 

 

花粉症の症状には、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどがあります。

ヒスタミンによる炎症が起こると副交感神経が過剰に反応して鼻水がでたり、

循環障害が起こると粘膜が腫れて鼻づまりを起こしたり、

かゆみの感覚が起こると呼吸筋が反応してくしゃみが出たり、目がかゆくなったり

といった症状が出ます。

 

 

なぜ、花粉症になるの?

花粉症の原因として考えられているのは「アレルギー体質」です。

他のアレルギー疾患を持っている人はそうでない人よりもなりやすいと言われています。

 

しかしながら、それ以外にも花粉症を悪化させる要因があります。

 

水分代謝

冷えている方は花粉症の症状が強くなる傾向があります。

冷えると水分代謝が悪くなり、身体の中に余分な水分が多くなります。

 

体内に水が滞っていると、東洋医学的に「水毒」と言われる状態になります。

水毒が溜まると身体は毒を上方から出そうとします。

この反応が鼻水であると考えられています。

 

そもそも運動の習慣がないとうまく汗をかけなかったり、

花粉の時期だからと外出を控える事で結果的に運動不足になったりすると

さらに代謝が悪くなります。

 

筋肉はポンプのように体内の循環を良くしますが、

筋力低下は循環が悪くなり冷えや代謝の低下を招きます。

 

 

 

食生活

食材には体を温める性質(陽性)の物と逆に身体を冷やす性質(陰性)の物とがあります。

 

体の冷えが悪化させる事を考えると陰性の物を摂りすぎる事が良くなさそうですが、

かといって陽性の物を摂りすぎても良くありません。

 

詳しくはこの後の項でお話します。

 

アルコール

アルコールを摂取すると肝臓でアルコールは代謝され、

「アセトアルデヒド」という物質に変えられます。

 

アセトアルデヒドは体内でヒスタミンを増加させる働きがあるので、

アルコールを摂取すると花粉症の症状は悪化する事になります。

 

また、アルコールは血管を拡張させるので、目や鼻の粘膜を充血させ、

目のかゆみや鼻づまりを悪化させます。

 

少なくとも、花粉症の症状が辛い時にはアルコールは控えた方が良いでしょう。

 

喫煙

タバコの煙には一酸化炭素、窒素酸化物、ホルムアルデヒド、

アンモニア、ニトロソアミン、ニコチンなどの有害物質を含み、

鼻の粘膜を刺激して症状が悪化します。

 

自分が喫煙者である場合だけでなく、

周りで吸っている人がいる場合でも刺激を受けてしまいます。

 

タバコの煙だけでなく、排気ガスなどで汚れた空気も刺激の原因となります。

 

その為、花粉を出す樹木多い地域よりも、

空気の汚れた都会の方が花粉症が多い傾向が有ります。

 

 

ストレス

ストレス過多の生活では自律神経のバランスが乱れます。

 

自律神経と免疫のバランスには関係が有り、

自律神経の乱れによって免疫力が低下したり、

免疫のバランスが乱れる事でアレルギー症状が強くなったり 

といった事が起こります。

 

 

 

 

陰性体質と陽性体質とは?

先述のように、食べ物は陰性と陽性とに分かれます。

 

陰性の食物とは体を冷やす性質のもので、植物性の物に多く、

水分を多く含む物や甘い物、果物、アルコール、カリウムを多く含む物などがあります。

温かい地域や季節に取れる作物は体を冷やす性質を持ちます。

 

陽性の食物とは体を温める性質の物で、動物性の物に多く、

動物の肉や卵、高カロリーな物、高たんぱくな物、ナトリウムを多く含む物などが有ります。

寒い地域や季節に取れる物は体を温める性質を持ちます。

 

甘い物や果物、水分を多く摂りすぎてしまう方は「陰性体質」です

陰性の食物の摂り過ぎは体を冷やし、水分代謝を低下させ

体内に余分な水が停滞するようになり、花粉症の症状が悪化します。

 

ですので、適度に温める性質の物を摂取してバランスをとる事が出来れば理想的です。

植物性の物でも、地面の下に出来る根菜類などは体を温める作用が有ります。

 

ところが陽性の食材の中でも動物の肉は特に陽性の働きが強いものが多く、

「極陽性」と呼ばれます

肉食を好む方、高カロリーの食事を摂る方は「陽性体質」です

 

肉は消化の際に消化器に負担を掛け、血液中に老廃物が溜まり免疫異常を起こします。

その結果、花粉症の症状が悪化しやすくなります。

 

また、極度に陽性に傾いた体は陰性の物を求めるようになり、陰陽のバランスを崩しやすくなります。

例えば、塩分が多く味が濃いものを食べすぎると水が飲みたくなるような状態です。

 

 

花粉症に対しての鍼灸は?

東洋医学では様々な体の働きは「気・血・津液」の流れによって生まれます。

 

それぞれが滞りなく流れていれば健康であり、不足したり、過剰になったりすると病気になります。

これらは体で「経絡」を通って流れています。

 

この経絡の流れにも「陰陽」があります。

鍼灸の施術により、この陰陽のバランスを整える事で流れを良くすることが出来ます。

 

全体的な体のバランスを整え、気・血・津液の流れを良くして内臓の働きを活発にして

陰陽のバランスを整え、体質を改善します。

 

さらに、鼻や目などつらい症状の出ているところに関係する経絡を整える事で症状を抑えていきます。

 

ですので、単に鼻が通るようになったとか、鼻水が落ち着いたというばかりでなく

自律神経と免疫のバランスを整える事で体質を改善していきます。

 

週に二回、計五回の施術で楽になり症状が出にくくなる方が多いです。

お悩みの方は一度当院までご相談ください。

 

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