頭痛について

頭痛には大きく分けると「一次性頭痛」と「二次性頭痛」があります。一次性頭痛とは緊張性頭痛、片頭痛、群発頭痛の事です。二次性頭痛とは病気やケガなどの原因があって起こる頭痛の事で、原因となる物には脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血などの脳血管疾患や外傷、感染などがあります。二次性頭痛は原因となる疾患の治療が必要となります。鍼灸では主に一次性頭痛が適応となります。

緊張性頭痛

一次性頭痛の中で最も多く、頭が締め付けられるような圧迫感や頭が重苦しくなる頭重感などが現れます。原因としては頭や首まわりの筋肉の緊張や精神的ストレスなどが挙げられます。首と頭の間にある後頭下筋群は目の動きと連動して緊張する為、目の疲れと合わせて筋肉が緊張すると頭痛が発生することもあります。

片頭痛

頭の片側または両側、主にこめかみの辺りにズキズキとした拍動性の痛みが出ます。原因は明らかになっていませんがストレスや疲労、体質などが挙げられます。

群発頭痛

片方の目の奥に激しい痛みが出ます。一日数回、数日から数か月続いて起こります。原因は明らかになっていませんが、目の奥の血管が拡張して神経を刺激し痛みが出ると考えられます。過度な飲酒や喫煙、気圧の変動などがきっかけで起こるといわれています。

頭痛に対する施術の流れ

鍼灸の施術により全身の気の流れを整える事で自律神経を調節し、ストレスで緊張した身体をリラックスさせていきます。頭や首回りの筋肉の緊張をやわらげ、血流の異常を改善していきます。原因は様々ですのでお身体の状態に合わせた施術をしていきます。

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