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脱水症を予防するだけでなく、さらに美しいお肌を作る三つの食材とは?

上田式美容鍼灸Ⓡ、衣笠仲通鍼灸接骨院院長の加藤宏です。

 

梅雨時期の湿度が高い中では体調を崩しやすく、

暑くなる事と合わせて脱水症や熱中症が増える時期になります。

気温の上昇に体が慣れず、体では様々なトラブルの原因にもなります。

 

「脱水症」って何?

「脱水症」とは、体内の水分とナトリウムが不足している状態の事を言います。

人間の体における水分の割合は、

小児で体重の約7割、成人では約6割、高齢者では約5割を占めています。

 

身体の水分は

※生命活動に必要な酸素や栄養素を体内で運搬する

※老廃物を汗や尿として体外へ排出する

※汗をかき、蒸発する事で体温を下げて調節する

という役割があります。

不足するとこれらの役割が果たせず、体に様々な症状が出ます。

 

 

なぜ脱水症になるの?

人間は飲食物を摂取する事で水分を体に取り入れ、

そして、排泄や発汗により水分を体から出します。

正常な状態では入る量と出る量のバランスが保たれていますが、

水分摂取の不足、過剰な発汗、下痢や嘔吐などによって

バランスが崩れ、体内の水分が少なります。

 

「熱中症」「熱射病」とは違うの?

特に夏の暑い時期、体調を崩した時に使われる言葉がいくつかありますが、

混乱されるのでまとめておきます。

 

「熱中症」とは、気温の高い環境で生じる健康障害の総称です。

 

「熱射病」とは、脱水症が進んで体温調節の機能が働かず、

高体温になっている状態の事を言います。

 

通常、人間の体は体温が上がると汗をかいて下げようとします。

発汗し、汗が蒸発する時に体の熱を奪い体温が下がります。

ところが、脱水症が進行すると汗をかけなくなり、

体温を下げる事が出来ないと上昇を続けます。

こうして熱中症、熱射病と呼ばれる状態になってしまいます。

つまり、熱中症や熱射病の根本は脱水症から始まり、

脱水症予防は熱中症、熱射病予防になるのです。

重症になる前に、水分摂取をして備えましょう。

 

 

 

脱水症になると…?

脱水症になり先述の体の水分の役割が果たされないと、

必要な酸素や栄養素が体に行き渡らず、

老廃物が排出されずに蓄積されてしまい、

不足する水分量により以下の症状が出ます。

 

※口が乾く

※立ちくらみ

※倦怠感、だるさ

※皮膚や粘膜が乾燥する

※皮膚の弾力が低下する

※微熱、発熱

※食欲不振

※血圧低下

※頻脈

※手足のシビレ、痙攣

※意識障害

 

「よく足がつるんですが…」その原因、実は!

「最近足がつりやすくなった」

という相談を受ける事があります。

 

立ち仕事などで筋肉が疲れている、

冷えがあり循環が悪い、

など、いくつか原因があります。

 

その中の一つに「水分が足りていない」という事が挙げられます。

 

マラソンや駅伝などで足が痙攣してリタイアするシーンを見たことが有るでしょうか?

脱水症の症状の一つに「手足の痙攣」があります。

体内の水分が少ないと神経が興奮しやすくなってしまいます。

そのせいで神経の興奮が伝わると筋肉を緊張させます。

脱水症の程度が重ければ痙攣を起こします。

軽度であれば足がつる程度で済むでしょう。

 

よく足がつるという方は小まめに水分摂取する事を心がけましょう。

寝る時につりやすいという方は寝る前に水分を摂りましょう。

寝る前に水を飲むとトイレが気になるかもしれませんが、

寝ている間にもコップ一杯程度の水分は汗や呼吸で出て行きます。

最低でもそのくらいは補っておきましょう。

 

 

実は、お肌にも…

意識障害などの重篤な症状が出ている場合は別ですが、

軽度な場合は喉の渇きくらいであまり「脱水症」という事を自覚しないのではないでしょうか。

 

そんな状態で心配なのは美容への悪影響です。

体内の水分が足りなくなると血行が悪くなります。

お肌への血流が悪くなり、栄養素、酸素が行き渡らず肌質も悪くなり、

水分が足りなければ内側からお肌を乾燥させてしまいます。

 

また、発汗量が多くなるこの時期にはビタミンやミネラルが汗と一緒に排出されます。

お肌の乾燥、栄養素の不足などで肌も荒れやすくなります。

乾燥するとそれを補うために皮脂分泌も増加し、

お肌のテカリや化粧崩れが気になる場合には、

脱水症が原因かもしれません。

 

飲食による脱水症予防と美肌作り

 

食べたり飲んだり、体の中から脱水症を予防し、さらに美しいお肌を作る!

そんな食材を三点紹介させていただきます。

 

スイカ

水分が90%以上のスイカは水分補給に最適な食材です。

水分だけでなく、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富で、

発汗により失われた栄養素を補う事にも優れます。

甘味を引き出すために少量の塩をかける事がありますが、

ナトリウムも補う事が出来ます。

 

その他、抗酸化力が高いリコピンはトマトの1.4倍含まれます。

お肌を酸化ストレスから守り、美肌を作る効果があります。

また、緑黄色野菜にも含まれるベータカロチンが含まれています。

ベータカロチンは体内でビタミンAとなり、

お肌の老化を防ぎます。

 

そして、血管を拡張する作用が有り、血管を若返らせて血流を良くする働きのある

「シトルリン」が含まれます。

シトルリンは有利アミノ酸の一種で、食材ではスイカに最も多く含まれています。

血流が良くなることで冷えやむくみの改善につながります。

シトルリンはお肌の潤いを保つ天然保湿因子でもあり、お肌の潤いやハリを保ちます。

血流を良くする事でターンオーバーも整い、くすみも改善し、

併せて美肌作りにはうれしい栄養素です。

 

スイカと言えば甘味、

カロリーが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、

90%以上水分のスイカは100gあたり37キロカロリーと非常に低カロリーです。

食物繊維も豊富なのでダイエットをする方にも実はピッタリなのです。

 

ブドウ

これからの時期、夏から秋にかけて旬を迎えるブドウですが、

こちらも水分が多く含まれ脱水症予防に良い食材です。

 

ブドウ糖は体内ですぐエネルギーに変換され、夏バテの予防や疲労回復にも最適です。

また、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンC、カリウムなど、

失われたビタミン、ミネラルを補う事も出来、

 

カテキン、アントシアニンなどのポリフェノールも多く含まれており、

お肌を美しく保つにも効果的です。

 

さらにうれしいのは「レスベラトール」

ポリフェノールの一種であるレスベラトロールは継続して摂取すると

老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。

活性酸素を抑制する事でシミやシワの予防につながります。

 

 

甘酒

夏というよりも、お正月やひな祭りに飲む物というイメージが強いですが、

甘酒は脱水症予防に効果が高い飲料です。

水分だけでなく、失われた栄養素を補う効果も高く、

別名「飲む点滴」と呼ばれます。

含まれる栄養素を紹介しますと

 

※ビタミン…ビタミンB1、B2、B6、葉酸等

※糖質…オリゴ糖、ブドウ糖等

※アミノ酸…システイン、グルタミン、アルギニン等

※食物繊維

等々、発汗で失われた栄養素を補い、

夏は夏バテを予防し、寒い時期には風邪の予防にもなります。

そして気になる美容効果ですが、

お肌を作るたんぱく質の材料となるアミノ酸を豊富に含み、

お肌を丈夫にするビタミンB2も含まれます。

「コウジ酸」はお肌でのメラニン生成を抑えてシミを出来にくくするので、

美白効果も期待できます。

 

 

 

 

 

ついつい冷たい物が欲しくなる…

喉の渇きをいやす時に、暑い時期についほしくなるのが冷たい物。

冷たい物の摂りすぎはお腹を冷やし、胃腸の機能が低下すると

体調不良の原因、これからの時期には夏バテの原因にもなります。

 

身体が冷えると、体は血管を収縮させて熱が逃げない様にします。

血管収縮により血流が悪くなるとお肌はくすんでしまいます。

 

いくら水分摂取をしても

血流が悪くなれば必要な栄養素も隅々まで行き渡らず、

結果的にお肌に悪影響になります。

 

身体にとっても美容にとっても、

むやみに冷たい物を摂りすぎるのはNG。

特に、これから胃腸を働かせるというのに、

食事前にお冷でお腹を冷やさないように気をつけましょう。

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